Glaucoma Expert Discussion
緑内障の早期治療,積極治療を考える
山本 哲也
1
,
久保田 敏昭
2
,
中澤 徹
3
,
鈴木 康之
4
1岐阜大学大学院医学系研究科眼科学分野教授
2大分大学医学部眼科学教室 教授
3東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座眼科学分野主任教授
4東海大学医学部専門診療学系眼科学 教授
pp.19-29
発行日 2017年2月28日
Published Date 2017/2/28
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.00.53_0019-0029
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山本:高齢社会となったわが国では平均寿命がどんどん延びており,生活の質(QOL)の保持が大切な要素となっています.なかでも視覚の質(quality of vision:QOV)はQOL保持の上で重要な要素であり,視覚障害の第一原因とされる緑内障の克服は喫緊の課題です.そこで今回は,「緑内障の早期治療,積極治療を考える」をテーマに座談会を行いたいと思います.まずは,緑内障診療に対する先生方の基本的なスタンスについて簡単にご紹介ください.
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