書評
—つながる・ささえる・つくりだす—在宅現場の地域包括ケア
勝原 裕美子
1
1オフィスKATSUHARA
pp.957
発行日 2017年11月10日
Published Date 2017/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200837
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誰もがケアに関わり,支え合う存在となる“地域包括ケア”の具体像
“地域包括ケア”という言葉を聞くようになって久しい。いくつになっても,また,どのような健康状態であっても,人々が住み慣れた地域で暮らしていけるように,ようやく人や施設がつながり始めた。それでも,まだ手探りの市町村は多い。
著者の秋山正子さんは,訪問看護や介護の現場に長く身を置きながら,ケアを必要とする人の暮らしの場づくりを支えてきた。その豊富な経験と実績から,地域包括ケアというのはこういうことなんですよと,具体的な姿を示してくれたのが本書である。
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