特集 クリニカルナースリーダー ケアプロセスの質を保証する新たな役割
クリニカルナースリーダーのコンピテンシーを日本の看護系大学院において育成する取り組み
水野 道代
1,2
,
古谷 佳由理
1
1筑波大学医学医療系
2筑波大学人間総合科学研究科 看護科学
pp.1104-1109
発行日 2015年12月10日
Published Date 2015/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200343
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2013年度から筑波大学および附属病院総合臨床教育センターによる,「次世代の地域医療を担うリーダー」養成プログラムが文部科学省GPに採択されている。大学院看護科学専攻(博士課程)も参画し,地域医療においてリーダーシップを取れる「地域基盤型高度実践看護師」の育成を行っており,そのコンピテンシーとして領域・チーム横断的な役割をとる米国のクリニカルナースリーダー(CNL®)に注目している。本稿では,「地域基盤型高度実践看護師」育成という観点からCNLの役割について考察するとともに,後半では同GPにおいて教員が参加した日本でのCNL研修について紹介する。
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