連載 ポジティブ・マネジメントの航海術—組織変革の波を越える・1【新連載】
集団の「活動」としての看護実践
市瀬 博基
pp.600-604
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200227
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少子高齢化の進展や,医療・看護の高度化や専門化,さらに看護ケアを提供する場の多様化といった,さまざまな環境変化をきっかけに,看護師に求められる役割も拡大を続けています。こうした背景のもと,看護管理のさまざまな局面における組織変革の取り組みが行われています。
こうした近年の組織変革に向けた取り組みが目指しているのは,メンバー1人ひとりが既成の概念に疑問を投げかけ,自分自身の考え方や行動パターンに内在化された価値観やルールに気づき,メンバーどうしで助け合い,学び合いながら組織全体の行動を変えていくことです。
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