特集 発展する固定チームナーシング(継続受持ち方式)
看護チームの編成と小集団活動
小林 達子
1
1鳥取市立病院看護部
pp.98-102
発行日 1997年2月10日
Published Date 1997/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900612
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固定チームナーシングは「看護の地図」
当院が固定チームナーシングを導入して,12年が経過した.私は,この看護提供方式を実践してきたプロセスの中で,メンバーとの関係づくり,そして何が看護であるかを見定めることができた.また,個人では達成し得ない目標を達成でき,その喜びを味わう楽しさも知った.さらにメンバーとともに私自身も成長することができた.私にとってこのシステムは,まさに「看護の地図」と言える.
本稿では,固定チームナーシングの運営上の5つのポイント(本誌87ページ参照)に結びつけながら,看護チームの編成と小集団活動について私自身が実施してきたことを述べたいと思う.
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