TOPICS
被災地の看護師の勤務継続・離職の状況と現在—南相馬市立総合病院の看護師へのインタビューから
児玉 有子
1
,
林 薫
2
1東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門
2南相馬市立総合病院 看護部
pp.1144-1148
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200055
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
南相馬市立総合病院看護師と研究者との出会い
◎「あの時の看護についてまとめたい」
児玉は2006年,前職である佐賀大学医学部看護学科から東京大学医科学研究所へ異動しました。医科学研究所唯一の看護師資格を持つ研究員として被災地の医療,がん看護,スポーツ支援などの研究課題に従事し,研究のマネジメントやデータ収集,解析などを行っています。
2011年3月11日の東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故の発生後,児玉の所属する研究室(以下,当研究室)は被災地への支援を開始しました。特に南相馬市立総合病院とは,さまざまな取り組みを共同で行ってきました。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.