NAレポート
快適で効率的なナースステーションをつくる—電子カルテシステム更新を契機とする日本海総合病院の取り組み
pp.1142-1143
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200054
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
近年,各病棟において,7対1入院基本料に伴う病棟看護師の増加や,電子カルテ導入に伴う各病棟でのIT機器の新規導入などの環境変化が起こっている。ナースステーションの面積は従来のままなのに,人,物,情報が増えるという状況に直面し,動線や収納を整理・再編する必要性に迫られている施設も少なくない。
本号の特集では新病院の建築を取り上げたが,新築時や全面改築時でなくても,オフィス内の作業動線に詳しい専門家・企業などとの協働により,現状の課題を見直し,什器類の更新・再配置などを行うことによって,安心・安全な就労環境が実現できる。本誌では,電子カルテシステム更新を契機に,より働きやすいナースステーションづくりに取り組んだ地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構日本海総合病院看護部を取材した。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.