書評
―スタッフの主体性を高めチームを活性化する!―看護のためのポジティブ・マネジメント
撫養 真紀子
1
1大阪府立大学看護学部看護管理学分野
pp.691
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103138
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看護管理者を元気にする,そして看護管理が楽しくなる1冊
「ものの見方」を変える
看護管理者として,日々起こるさまざまな問題にどう対処すればいいのか,どうすればスタッフとの関係がうまくいくのか,チームをよりよい方向に導くにはどうすればよいのかと日々考えたり,悩むことが多いでしょう。そういった方に,本書は,たいへんお勧めの1冊です。
本書は「なぜものの見方が大切なのか」という根本的な問いから始まります。看護者は,仕事熱心で真面目な人が多いと言われています。その一方で,課題や目標を立案するために,問題探しが習慣になっていることが多いのではないでしょうか。
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