特別記事 大学が主催する新人看護職員の「社会化」支援②
卒後2年目までのシャトル研修
大野 夏代
1
,
神島 滋子
2
,
多賀 昌江
2
,
松浦 和代
2
,
田中 広美
2
,
山本 真由美
2
,
工藤 京子
2
,
柏倉 大作
2
,
御厩 美登里
2
,
中村 惠子
2
,
石井 奈奈
3
1札幌市立大学看護学部基礎看護学
2札幌市立大学看護学部
3手稲渓仁会病院看護部
pp.159-165
発行日 2014年2月10日
Published Date 2014/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103005
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新卒者の離職は,今日,わが国の社会問題ともいえる状況にあり,看護師も例外ではない。看護師の離職は,看護学生から看護師への移行プロセスにおけるリアリティ・ショックの経験が背景にあるとされており1),就業時のギャップを最小限にするため,看護師養成機関,臨床現場の双方からの試みが期待されている。
本シリーズの第1回では,基礎教育と就業先である臨床現場との接続性をシームレスにすることを目的に,本学が取り組んでいる往還型研修の全体像について説明した。
第2回となる本稿では,卒後2年目までの「シャトル研修」のねらいや研修の実際について紹介する。
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