連載 王様の耳はパンの耳――この国の看護のゆくえ・9
がん対策基本法が問う看護の存在感―法制化によってがん看護はどのように変わるのか
大串 正樹
1
,
北浦 暁子
2
1西武文理大学 看護政策研究所
2NKN
pp.166-167
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101685
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- 文献概要
わが国の医療における「がん」への取り組みは,1984(昭和59)年度からスタートし,30年間にわたる三期の総合戦略策定を経て,2006(平成18)年には「がん対策基本法」(図)の成立によって新たな時代を迎えました。
がん対策基本法は,「がんに関する研究の推進と成果の普及,活用」「がん医療の均てん化の促進」「がん患者の意向を十分尊重したがん医療提供体制の整備」を基本理念としています。
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