特集 周術期看護を取り巻く諸問題
[インタビュー]周術期チーム医療の理想的なあり方,看護師が果たす役割とは
野村 実
1
1東京女子医科大学麻酔科学教室
pp.126-129
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101675
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周術期における望ましいチーム医療のあり方について,各学会などでの話し合いが開始されてから一定の時間が経過しているが,方向性の一本化には至っていない。医師の偏在が問題となるなか,各施設において周術期を担う医療者数は異なることから,地域,組織ごとに可能な体制で手術を実施している。このようななかで,いわゆるフリー麻酔科医が生まれ,必要にかられてコメディカルの業務範囲が拡大しているという実態もありそうだ。弊誌では日本麻酔科学会の前理事として「周術期管理チーム」構想の検討にかかわり,近く自施設で,看護師に対する教育をスタートさせる野村実氏に,話を伺った。
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