特別記事
これからの医療のなかでの看護者の役割―看護専門学校での教育を通して考える
池西 静江
1
1京都中央看護保健専門学校
pp.132-135
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101677
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これからの医療のなかで求められる看護者の役割について考える
筆者は,これまで長く専門学校教育を通して,看護基礎教育に携わってきた。そのような立場で,これからの医療のなかで求められる看護者の役割について,その考えをまとめてみたい。
2003(平成15)年に「新たな看護のあり方に関する検討会」の報告書,2007(平成19)年に「医師および医療関係職と事務職員等との間での役割分担の推進について」の通知,さらにそれを受けて,2008(平成20)年には「安心と希望の医療確保ビジョン」が厚生労働省から示され,看護者の役割や保健医療福祉の協働・連携に関する提言がされている。
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