特集 医療体制の危機における看護の役割
[インタビュー]わが国における医療マネジメントの理想的なあり方に向けて―医療計画のグランドデザインから病院組織論まで
副島 秀久
1,2
1済生会熊本病院
2済生会熊本病院TQM部
pp.17-21
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101651
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
済生会熊本病院は「救急医療」「高度医療」「地域医療と予防医学」「医療人の育成」という4つの基本方針のもと,1935(昭和10)年から熊本県の地域医療に貢献してきた。1996年には他施設にさきがけてクリニカルパスを導入,病院を挙げてその普及に取り組み,標準的な医療,地域完結型の医療を実現している。
医療を取り巻く環境が混沌とするなか,生き残れる病院になるために,地域内での自施設の現状をどう分析し,いかに機能的な組織づくりを行なうべきだろうか。
須古博信前院長の後を継ぎ,2009(平成21)年7月に新院長に就任した副島秀久氏に幅広く医療再生の方策について,お話を伺った。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.