特集 医療体制の危機における看護の役割
[インタビュー]日本の医療・看護に求められていること―いま,あらためて看護が大きく変革すべきとき
草刈 淳子
1
1神奈川県立保健福祉大学研究科
pp.30-36
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101653
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弊誌『看護管理』創刊号での草刈淳子氏と荒井蝶子氏(当時,聖路加看護大学教授)の対談から20年。国民皆保険制度のもと築かれた医療体制が崩壊の危機に頻している。患者中心の本来の医療の姿を確立させるために,看護職の役割拡大,またチーム医療に関する議論がクローズアップされているが,実は50年以上前にその議論の萌芽はすでにあったという。
看護管理者のこの20年の変化の過程をその目で見,その耳で聞いてきた草刈淳子氏に,医療の危機に際してこれからの看護に求められていることを聞いた。
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