特集 介護を担う隣人たち
[インタビュー]家族が求める看護・介護とは
二宮 敏子
1
,
太田 喜久子
2
1稲毛ホワイエ
2聖路加看護大学
pp.1003-1007
発行日 1993年11月1日
Published Date 1993/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904397
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
夫が恍惚の人に
太田 二宮さんは,「ぼけの老人をかかえる家族の会」の会員として,また,その活動から生まれましたボランティア主体の痴呆性老人のデイルーム「稲毛ホワイエ」でボランティア代表をされていらっしゃいます.家族の立場,また介護者の立場で多くの方々と接しておられますので,たくさんのご意見もお持ちかと思います.そこで,今日は患者,家族が求める看護,介護とは何かにつきましてお話をおうかがいしたいと思います.
まず,二宮さんは痴呆症のご主人を介護されたということですが,そのご自身の体験からお話いただけますでしょうか.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.