連載 わたし分娩
あらためて看護のあり方について思う
滝本 みやゐ
1
1東京都中野北保健所
pp.42-43
発行日 1964年10月1日
Published Date 1964/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202849
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私の長女玲子は，36年の暮もせまったころ，都心のA病院で出生した．
予定日より10日早い12月18日夜，来客を送り出し，後片づけをして床についたのは12時近く，ねむれぬままに，いろいろ考えた．男児でも女児でもよい．五体揃った健康な児であれば，そして今は，とにかく無事にお産が終わってくれればよい……．
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