短期連載 看護管理高度実践者教育の実際[愛知県立大学大学院看護学研究科・その3]
―学生からの実践内容報告―リスクマネジメント実習での学び
笹山 雪子
1
,
二村 ひとみ
2
1愛知県立大学大学院看護学研究科看護管理学高度専門職コース
2公立陶生病院
pp.1070-1075
発行日 2009年11月10日
Published Date 2009/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101619
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はじめに
愛知県立大学大学院看護学研究科看護管理学コースに入学したきっかけは,看護管理をきちんと学びたいとの思いからであった。看護管理学のなかには実践演習が含まれ,数か所の施設で管理実習をする機会がある。これは,普段看護管理者として臨床現場で悩みながら実践している私にとっては非常に魅力であった。学生として実習施設に受け入れてもらうことができ,貴重な実習経験とすることができた。
本稿では,この施設実習を通して安全に対する管理システムの構築の方向性を理解し,専従医療安全管理者の活動や感染管理のあり方の具体的方法について学ぶことができたので報告する。
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