増刊号特集 ワーク・ライフ・バランスを実現し,成果を上げるマネジメント―多様な働き方と人事制度に焦点をあてて
[取材]―福井総合病院―子育てとの両立を主眼としたファミリー・フレンドリーなしくみ―永岩里美福井総合病院看護部長,片山昌隆総務課長に聞く
尾﨑 雄
pp.634-640
発行日 2008年7月26日
Published Date 2008/7/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101261
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福井県済生会病院がどちらかといえば看護師のキャリア開発志向にウエイトをおくワーク・ライフ・バランスを重視した病院だとすれば,福井総合病院を中核とする新田塚医療福祉センターグループは仕事と家庭,とりわけ子育てとの両立を主眼としたファミリー・フレンドリーで柔軟な勤務体制を提供している。
時間単位で子どもの看護休暇をとれるなど,画期的な施策も。
グループの複数の法人が経営する多様な施設で働く看護師を一括採用し,それぞれの施設間を行き来できる。共働きが当たり前という県民性と「いいことはやって当たり前」という組織風土のシナジー(相乗)効果である。
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