病院めぐり
福井県済生会病院外科
飯田 善郎
pp.1120
発行日 2002年8月20日
Published Date 2002/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904950
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曹洞宗大本山永平寺で有名な福井県の中心の福井市にて,福井県済生会病院は昭和16年8月に恩賜財団済生会福井診療所として開設されました.その後戦災,福井震災にて全焼しましたが,復旧し昭和25年9月に福井県済生会病院と改称しました.以後,増床,拡張を続けてきましたが,敷地が狭小となったため平成5年5月に郊外の福井市和田中町に新築移転しました.平成10年にはホスピスを開設し,また関連施設として乳児院などを新設してきました.
当院の基本理念としては,①最新鋭の医療機器を駆使した高度医療の推進,②24時間体制の救急医療,③地域医療機関との密接な連携,④健診による積極的な予防医療,⑤全人的な終末期医療の推進であります.平成5年よりいち早くオーダリングシステムを導入し,現在は電子カルテシステムを導入中であります.病診連携事業では,開放型病棟を福井市および近郊の150近くの連携関係にある医療機関に利用していただき,全国でもトップクラスの病床利用率を誇っています.また日本医療機能評価機構による認定も取得しております.
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