特別記事
民間病院3法人が連携してめざす,看護管理者のさらなる資質向上
緒方 敏子
1
1特別・特定医療法人愛仁会高槻病院
pp.165-170
発行日 2007年2月10日
Published Date 2007/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100669
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はじめに
現在,臨床の現場は医療の高度化,多様化の時代を迎え,そのなかで看護職に期待され,求められるものも大変厳しくなっている。2006(平成18)年4月には診療報酬の改定が行なわれ,看護職配置の基準を「一定以上の密度で看護が提供されたことへの評価」とし,7対1看護職員配置を最高の基準とした。これを受け,それぞれの施設で患者にとって最良の医療・看護を提供していくために努力しているところであり,看護管理者の役割は,今まで以上に重責といえる。
そこで今回,看護のさらなる質向上をめざし,3つの民間病院(特別・特定医療法人愛仁会高槻病院,宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院,特別・特定医療法人生長会ベルランド総合病院)が,2002(平成14)年度から取り組んでいる看護管理者育成のための「看護管理者養成塾」の取り組みについて紹介する。
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