実践報告
わが国の看護職における口腔ケアの現状と課題・2―口腔ケア行動とその課題
迫田 綾子
1
1日本赤十字広島看護大学看護学部
pp.561-564
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100321
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本研究は,わが国の口腔ケア行動の現状と課題について調査を行なったものである1)。前号の第1報では,看護職の口腔ケア実施率が76%,口腔問題を有する患者82%(しかも重度),口腔ケアの知識がある看護職38%,患者・家族教育の実施24%と,実施率が高いにもかかわらずケア提供者に課題を有していることを報告した。第2報では,看護管理者の口腔ケアの現状認識やその要因を分析し,口腔ケア導入のためのケアプログラムの検討を行なうことを目的とした。
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