焦点 日本赤十字社の地震災害への取り組み
救護活動の今後の課題 日本赤十字社の災害救護活動の概要
畑 厚彦
1
1日本赤十字社本社企画広報室
pp.402-404
発行日 2005年5月10日
Published Date 2005/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100167
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日本赤十字社の救護活動は,国際的にはジュネーブ諸条約,赤十字国際会議の議決を根拠とし,国内ではそれら諸条約,決議を拠りどころとした日本赤十字社法および定款に基づいて行なわれています。すなわち赤十字本来の使命として,紛争や災害の被災者救援を行なうこととしています。
その一方,日本赤十字社は,災害対策基本法により「指定公共機関」として位置づけられ,また災害救助法では,国に対する救助への協力義務が規定され,その具体的な内容については「厚生労働大臣との協定」による取り決めがされています。
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