連載 私のこだわり看護管理 パート2 〈看護現場学〉クオリア創造に向けて・4
III章:ヒューマンサービスの核となる“ひと”,それは潜在能力を秘めた“ひと”
陣田 泰子
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1聖マリアンナ医科大学病院看護部
pp.312-313
発行日 2005年4月10日
Published Date 2005/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100151
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前号では,システムダウンしたときに組織が部門や職種を越えアメーバとして活動したことについて書いた。今回は組織を「生きもの」にも,「死に体」にもする“ひと”について,ヒューマンサービスの観点から考えてみる。
小児病棟の師長と話しているときのこと。師長が言った。「私なんてコメツキバッタみたいですよ」。「どういうこと?」と尋ねた。全ては,この短い言葉のやりとりからスタートした。
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