焦点 看護ケアの質の評価に関する研究
報告
看護ケアの測定用具の開発過程
堀内 成子
1
,
南 裕子
2
,
高田 早苗
3
,
岡谷 恵子
3
,
小山 眞理子
3
,
森 明子
3
,
小松 浩子
3
,
太田 喜久子
3
,
岩澤 和子
3
,
井部 俊子
3
,
飯塚 京子
3
,
清水 喜久子
3
,
山田 雅子
3
,
W. L. Holzemer
3
1聖路加看護大学
2兵庫県立看護大学
3看護QA研究会
pp.257-266
発行日 1995年8月15日
Published Date 1995/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900305
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はじめに
看護サービスの質を,看護を受ける側の視点に立ってどのように保証していったらよいかという観点に立った研究はきわめて少ない。そこで,当看護QA研究会では,臨床領域における看護ケアの質を保証するためにはどのような看護ケアの基準と体制を整える必要があるかを明らかにすることを長期的な目標とし,看護ケアの質の測定用具の開発を中心に研究活動を進めてきた。
第1段階の調査から数えて,6年が経過し現在,第5段階を迎えている。遅々とした歩みの中での測定用具の開発ではあるが,これまでの研究過程を報告し,今後の展望を述べたいと考える。
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