特集 クオリティオブライフとPOS―第16回日本POS医療学会報告
一般演題Ⅲ:POSと診療録・看護記録
「POS方式による看護記録の評価」のための測定用具の開発に関する研究
竹内 久子
1
,
柴田 基子
1
,
片山 仁巳
1
,
大作 朱実
1
,
板垣 知佳子
1
,
澤田 ユミ
2
,
黒田 裕子
2
1日本赤十字社医療センター
2日本赤十字看護大学
pp.1023-1024
発行日 1994年11月30日
Published Date 1994/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901002
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はじめに
看護の独自性を発揮する看護記録として,POS方式が導入されて久しいが,書かれた看護記録の評価はなおざりにされている現状にある.実際の看護ケアの質の向上に,看護記録が有効に機能しなければ,POS方式を導入する意味も低下するだろう.そこで本研究は,POS方式による看護記録を客観的に評価する測定用具を開発するために実施した.
ここでは,その過程と今後の課題を報告する.また測定用具という言葉は,以後,評価表とする.
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