特集 EBPから実装へ2 実装科学と社会への普及
米国におけるEBP実装・普及の現状と展望
岩間 恵子
1,2
1米国ペース大学看護学部
2米国ニューヨーク市マウントサイナイ モーニングサイド病院
pp.244-252
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202205
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エビデンス(根拠)に基づく実践(Evidence-Based-Practice:以下EBP)という言葉は広く使われており,馴染みの深い言葉になりました。臨床現場ではこの言葉が盛んに使われている一方,米国でもEBPの実装と普及は過渡期にあります。本来ならば,日々,患者ケアに従事する臨床看護師が主体になることが望ましい一方で,多くの課題も残されています。そこで,本稿では,これらの課題とその解決策,そして,臨床看護主体のEBPの実装と普及について考えていきます。
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