特集 エビデンスを臨床実践に活かす挑戦—JBIを契機とする臨床実践と研究者の協働
【2 EBPに向けたシステマティックレビューの重要性】
—2-4 ガイドライン作成のために—ガイドラインの作成において質的システマティックレビューのもつ意義
今野 理恵
1
1兵庫医療大学看護学部看護学科
pp.231-235
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201879
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はじめに
質的システマティックレビュー(以下SR)は,いまや広く世界的に活用が推奨される時代となった。本稿では,質的エビデンスをめぐるこれまでのJBIの取り組みを解説し,続いて質的エビデンスのガイドライン作成における意義について検証する。さらに,世界的に進められている質的エビデンス活用のための大がかりな環境整備について,最後にWHOの質的エビデンス活用における近年の取り組みについて共有していく。
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