特集 研究の意味─多領域との対話から
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    哲学の意味と看護
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                河野 哲也
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1立教大学文学部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.570-575
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2016年12月15日
                  Published Date 2016/12/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201318
                
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現象学のめざすもの
私の専門は哲学である。哲学は一見すると,抽象的で実社会に役に立たない学問の代表格と考えられてきたし,現在でもそう思われていることが多いが,それは違うと思われる。私は,博士課程では現象学者のモーリス・メルロ=ポンティの現象学的身体論を研究していた。
現象学とは,世界が主体にとってどのように意味づけられながら経験されるか,その主体当人の視点に立って明らかにしようとする哲学的方法論である。

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