特集 看護におけるシステマティックレビュー
扉
『看護研究』編集室
pp.171
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201246
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EBP(evidence based practice)という言葉は,わが国でもかなり定着しているように思われます。目下看護研究においては,看護実践に寄与するエビデンスの創出と確立をめざすとともに,それを現場とどのように協働しながら,どのように臨床現場に適用し根づかせていくかが大きなテーマとなっています。
システマティックレビューは,そうしたEBPのプロセスの中でも重要な役割を占めています。研究を進めていく上で,「何が明らかになっていて,何が明らかになっていないのか」を検証するためにもきわめて重要なステップであり,国際的にみても昨今欧米やアジア諸国の一部において,博士課程の研究を行なう前にまずはシステマティックビューの実施が課されるといった動きもあります。
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