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海外論文
隔離はどこでやめるべきか—集中管理中の結核患者にみられた隔離の影響について
Where Should Isolation Stop ?: A patient with tuberculosis who seemed to feel acutely the effects of being isolated was singled out for intensive observation
Bonnie Bullough
1
,
今留 忍
2
,
竹尾 恵子
3
1California大学Los Angeles校
2日本医科大学看護専門学校
3東京大学医学部保健学科看護学教室
pp.251-255
発行日 1984年7月15日
Published Date 1984/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200801
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私たちは,病気が伝染することを予防するため,身体的に患者を隔離する際,しばしば心理的にも同様に患者を孤独にしています。なおその上私たちは,隔離がどのくらい患者にストレスを与えているかについて,ほとんど目を向けていませんし,また,臨床研究のテーマとしてもほとんど取り上げていません。
患者が長時間両眼を覆われたことと精神症状の発生の間には関係があることが,精神科医・眼科医および看護婦のチームによって見つけられました1)。
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