口繪
家庭における隔離消毒の技術
pp.2-8
発行日 1951年4月10日
Published Date 1951/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200060
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結核患者の喀痰の處置
古新聞紙で袋をつくり,菓子箱などの古いもののなかにおき,喀は出た度にチリ紙などの紙片にとり,この紙袋に入れます。一杯になつたら口をとぢ,ひねつて,燒却します
痰コツプを使用するときは2個用意し交代に使います。消毒の出來る容器(エナメル,セトビキ,セトモノ)に蓋をつけ,内には5%(20倍にうすめる)のリゾール液を容器に1/3入れ,これに痰をはき,容器に2/3位になつたら病人には新しいのを與え,痰は容器に入れたまま2時間以上おき,後便所に捨て容器は煮沸消毒してから水洗いたします
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