焦点 博士課程院生のための研究法特別講義
[研究の実際]
グラウンデッド・セオリー・アプローチの技法とその適用
戈木クレイグヒル 滋子
1
1首都大学東京健康福祉学部
pp.239-257
発行日 2007年5月15日
Published Date 2007/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100240
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今日は「グラウンデッド・セオリーの技法とその適用」というテーマで話をしたいと思います。ご存じのように,日本ではグラウンデッド・セオリーになぜか人気があり,使っている方も多いようですが,複数のバージョンがあり,バージョン毎に異なる方法になってしまっていると感じております。今日は私の考えるグラウンデッド・セオリー・アプローチのアウトラインについての話を前半にさせていただきます。そして後半ではデータ分析の実際と具体的に学生教育にどんなふうに用いたらいいのか,という話をさせていただきます。
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