特集 臨床現場での“触れる”の今後を考える
扉
pp.891
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201679
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「手当て」という言葉があるように,人は触れられることで癒されるのは,助産・看護を志した皆さんであればよく理解されていると思います。今,新型コロナウイルスの世界的な蔓延で,人との距離を取らざるを得ず,人に触れることにためらいが生じてしまうようになりました。心理的な壁にならないことを祈るばかりです。
このような事態を助産の現場ではどのように捉え,どのような代替策を講じているのか,さまざまな工夫と,妊産婦や家族に安心を届けている実際をご紹介します。気兼ねなく,妊婦のそばにいられるようになるまでの模索を,読者の皆さんと共有したいと思います。
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