連載 現場が変わる! チームに働きかける母性看護CNSの実践・10
患者の思いとスタッフの思いの溝を埋めるためのCNSの関わり—強い疼痛を体験している妊婦の事例を通して
増田 秋穂
1
,
峰 博子
2
1高松赤十字病院
2大阪市立総合医療センター
pp.872-877
発行日 2019年10月25日
Published Date 2019/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201381
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[事例]
篠原さん(仮名),20歳代の初産婦。妊娠初期に泌尿器疾患を併発し,疼痛が増強したために妊娠24週で入院となった。入院後も疼痛コントロールが困難な状態が続き,精神的にも不安定な状態となり日常生活にも影響が及んだため,母性看護専門看護師(以下,CNS)だけでなく,精神科医や臨床心理士も介入した。
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