連載 地域助産師&施設助産師&保健師がつながれば笑顔が広がる 「助助っぽ連携」を始めよう!・6
1カ月健診後に自力で助産所を探したEさん
今村 理恵子
1
1森田助産院
pp.800-804
発行日 2019年9月25日
Published Date 2019/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201363
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現在進行形の助助っぽ連携
今回の事例に入る前に,母乳相談で訪問しているママのことを少し紹介します。助産所から保健センターに情報提供をした方で,ここにも助助っぽ連携があるからです。
このママは38歳,初産で,正期産より2日ほど早く出産されました。赤ちゃんの体重は2200g台。分娩後に里帰りし,ご実家で産後を過ごしています。ママの両親は,仕事があるので昼間はほぼいません。ママは短乳頭で,直接母乳(直母)がうまくできませんでした。生後2週間ほどの時に,母乳育児希望で当院の母乳外来に来られました。
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