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母親を包む布「レボゾ」を学んだ1日—欧州のドゥーラや助産師に注目され始めたメキシコの伝統
河合 蘭
pp.134-136
発行日 2019年2月25日
Published Date 2019/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201201
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2018年9月20日,「Rebozoテクニックワークショップ入門編」を見学させていただいた。主催したのは「ドゥーラシップジャパン」。同団体は,家族とも医療者とも違う立場で母となる女性を支える「ドゥーラ」の団体で,この存在が定着してきた欧米から積極的に講師を招いている。
今回のワークショップも,オランダのドゥーラであり,ドゥーラのトレーナーとしても活躍するティア・ヴァン・トゥイル(Thea van Tuyl)さん(写真1)を講師に迎えて,メキシコの「レボゾ」を使った陣痛期のケアが紹介されるという国際色豊かなものだった。オランダ人であるティアさんはMidwifery Today*の国際会議で,メキシコの助産師,ナオリ・フィンアフェアさんが行っていたデモンストレーションを見て,レボゾに関心を持ったそうだ。
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