海外レポート
フランスにおける無痛分娩の普及の背景と現在の課題(後編)—出産に関する民間団体CIANEの活動と出産満足度の調査結果から
横手 直美
1,2
,
玉田 敦子
3,4
1中部大学生命健康科学部
2中部大学大学院生命健康科学研究科
3中部大学人文学部
4中部大学大学院国際人間学研究科
pp.138-142
発行日 2019年2月25日
Published Date 2019/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201202
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はじめに
前号(1月号)ではフランスにおける麻酔分娩の実際と助産教育について報告した。麻酔分娩がデフォルト(標準設定)となった現在,麻酔分娩から自然分娩へ回帰しようとしている女性,そのケアに戸惑いを示す助産師がいることも分かった。本稿ではこの問題を指摘し,積極的に活動している民間団体と新しい取り組みについて紹介する。
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