連載 宝物,教えてください・13
手にとることはできませんが,「再会」
松永 佳子
1
1東邦大学看護学部
pp.87
発行日 2017年2月25日
Published Date 2017/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200689
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1991年11月,わたしは学生時代最後の分娩介助となる「継続事例」Kさんの出産の待機をしていました。夜8時過ぎ,実習施設から「Kさんが入院した」という電話を受け,その数時間後Kさんは無事に男児を出産されました。
それから18年。看護師を目指して大学に入学した“彼”に再会。ひと目見て,「あの時の彼だ」と言うわけにはいきませんでしたが,このような「再会」を経験できる職業を選択したことをとても嬉しく思いました。
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