研究・調査・報告
チャイルドシートに関する保護者の意識とケア側に求められていることの調査
小野 清美
1
,
住吉 和子
1
,
太田 武夫
1
,
白井 瑞子
2
1岡山大学医学部保健学科
2香川医科大学医学部看護学科
pp.861-866
発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100612
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研究目的
6歳未満の子どもを車に乗車させるときには,チャイルドシート(以下CRS:child restraint system)の装着が法的に2000年4月から義務化された。その結果,CRSの着用率は,日本自動車連盟の調査1)によると1997年15.1%,1998年39.9%,1999年44.7%2)となっており,普及していることがわかる。そこで,本法規制について保護者はどのように法律の内容を理解し,CRSをどのように使用しているのかを知り,看護職として子どもを車に乗せるときの保健指導の資料とするために,6歳以下の子どもを持つ保護者のCRSに関する知識と実施状況を明らかにしたいと以下の研究を行なった。
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