特集 インターネットが助産を変える
母親の声に触れられるサイト
「babycom」:高齢出産ユーザーのニーズ
鈴木 賀世子
1
,
きくち さかえ
1
1babycom
pp.399-403
発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100522
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インターネットの商用利用が始まった直後の1996年。「babycom」は妊娠,出産,育児情報を発信するサイトとしてスタートした。当初,女性ユーザーはインターネット接続者数の10%に満たず,彼女たちの多くが職場からアクセスしていたような状況だったが,数少ない女性サイトのパイオニアとして注目を集め,その後,次々に登場した個人や企業の運営する出産育児系のサイトの中で老舗といえる存在になった。
「babycom」は,マタニティ・コーディネーターのきくちが妊娠・出産に関するコンテンツを担当し,ほかに多くの専門家の方々の協力を得て,蓄積された基本情報は多岐にわたり,そのクオリティとエンターテイメント性は年々高まり成長してきたと考えている。
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