学会印象記 第11回日本義肢装具学会学術大会
“ユーザーの限りない夢”に応えるために
本誌編集室
pp.772
発行日 1995年11月15日
Published Date 1995/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104414
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第11回日本義肢装具学会学術大会は,10月13,14の両日,福田道隆教授(弘前大学医学部附属脳神経研究施設長)を大会長として,秋の色どりの美しい青森県弘前市に義肢装具士を始め,理学療法士,作業療法士,整形外科医,リハ医など約450名のリハビリテーション関連職種を集めて盛大に開催された.
会場の弘前文化センターは,春の桜花をはじめ四季折々の草花で多くの観光客の目を楽しませてくる弘前公園に隣接,ナナカマドの赤い実が窓辺に映える会場では,一般演題,特別講演,教育講演,シンポジウム,パネルディスカッション,ナイトセミナー,ISPO報告など盛り沢山のプログラムに熱心に耳を傾ける聴衆が目立った.一般演題は総数91題,短下肢装具,大腿義足・股義足,義肢・装具調査,上肢切断・多肢切断,歩行補助具・車椅子,下腿義足などのジャンルに分かれて日頃の研究成果が発表され,活発な討論が行われた.
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