連載 今日から始めるDevelopmental Care 一歩先行く援助者を目指して・5
ポジショニング・ハンドリング
木原 秀樹
1
1長野県立こども病院リハビリテーション科
pp.766-770
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100264
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はじめに
赤ちゃんはお母さんから生まれたあと,自分の体を支えてくれる境界がない不安定な環境で過ごすために重力が全身にのしかかることになります。さらに小さく生まれた赤ちゃんは,病棟環境からの刺激に敏感で驚きやすい,泣きやすいなどのストレスがかかりやすいため,赤ちゃんたちが快適に過ごせるようポジショニングやハンドリングという支援を行ないます1-3)。
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