PHOTO/Pick Up
料理の試作や試食を通じた体験型保健指導プログラムの取り組み―相模原市における「脱!メタボランチ体験クッキング教室」/作って,食べて,「脱!メタボ」―相模原市の「脱!メタボランチ体験クッキング教室」の取り組み
黒嶋 梨奈
1
1相模原市保健所健康企画課
pp.283-285,330-334
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200670
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
相模原市の概要
相模原市(以下,本市)は神奈川県の北西部に位置し(図1),2010(平成22)年4月に政令指定都市に移行した市である。県内において,横浜市や川崎市に次ぐ人口規模を擁しており,人口は約72万人である。相模湖や相模川等の水源豊かな地域,丹沢山塊等の緑豊かな地域,都市部としての機能のある地域等,特色豊かである。また,小惑星探査機「はやぶさ」の開発で注目を集めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスがある。
相模原市は,特定保健指導のプログラムの1つとして,初回面接終了後の希望者に「脱!メタボランチ体験クッキング教室」を実施。食に関するクイズ形式の講義や,料理の試作・試食を通じて,油,野菜,塩などの摂取を振り返る体験型プログラムを展開している。参加者の生活習慣改善への意識向上にも効果をもたらしたというその取り組みを紹介する。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.