連載 アーキテクチャー×マネジメント・87
相模原協同病院
高橋 創
1
,
川上 賢史
1
,
古川 智之
1
1株式会社久米設計
pp.286-291
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211651
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■病院移転計画の背景と新病院に求められる機能
建替前の相模原協同病院は,戦後間際の1945(昭和20)年8月,神奈川県北部の無医村解消のために開設された.現在は,JA組合員とその地域住民の医療を支える病院として,地域医療支援病院,災害医療拠点病院,がん診療連携拠点としての役割を持ち,相模原市北部の地域中核医療機関として重要な役割を担っている.
しかし,増改築の繰り返しと,既存建物の築36年経過による施設老朽化や狭隘化,駐車場不足などの理由により,早急な建替の必要性に迫られていた.
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