活動報告
相模原市におけるヘルスアセスメント事業―地域の介護予防の体制づくりに向けた取り組み
西山 真弓
1
,
東浦 徳也
1
,
米山 守
1
,
丸山 寿恵
1
,
鳩野 洋子
2
1相模原市保健所
2国立保健医療科学院公衆衛生看護部
pp.230-235
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100061
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
相模原市は神奈川県の北部に位置し,東京都から40kmという地理的条件などにより,1954(昭和29)年の市制施行以来人口が急増してきた。現在の人口は約62万人である。
今後の急激な高齢化に向けた介護予防体制として,これまで潜在していて把握できなかった要介護状態に移行する可能性が高い人たちを,網羅性をもって把握することが求められている。そのため,個々の状況に応じた問題改善を目指した関わりを行うことで,高齢者がその人らしく生活できる一助とするために,ヘルスアセスメント事業として介護予防の体制づくりの取り組みを行った。
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.