連載 ナカイタ発 保健師へのつぶやき・18
「つなげよう ひろげよう 在宅看護」頼もしい民間パワー
中板 育美
1
1日本看護協会
pp.1091
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200059
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前回に続き,10月2日,3日に川村良子学術集会長(山形県看護協会長)のもと,「つなげよう ひろげよう 在宅看護」のテーマで日本看護学会(在宅看護)が開催されました。その中で「3.11あの時,今,そしてこれから」と題して交流集会を企画しました。ご登壇いただいた方は,小野久恵氏(宮城県有限会社あおい代表取締役),阿部恵子氏(鶴岡市立荘内病院総合相談員),花崎洋子氏(岩手県大船渡保健福祉環境センター),大竹久子氏(公益社団法人山形県看護協会常任理事)です。
花崎保健師は,沿岸部の保健師が培ってきた信頼や平常時からの備え,住民とのつながりの大切さはもちろんのこと,体験を通して,保健師が地に赴き,自らの目で確かめて足で集めたデータの力強さやエリアマネジャーとしての専門性を強調され,そのうえで,力量向上の課題を厳しくもあたたかく発信されました。
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