PHOTO/PICK UP 「まちづくり」の現場
「元気あっぷ体操」でみんなの健康をつくる―子どもからお年寄りまで広がる小山市の取り組み/みんなでつくるふるさと小山―「元気あっぷ体操」で仕掛けたまちづくり
山縣 千開
1
,
猿山 悦子
1
,
飯村 智子
1
,
大保寺 和子
1
,
熊倉 典子
1
,
大橋 雅子
1
,
福原 円
1
,
渡辺 香織
1
,
小野崎 香
1
1小山市健康増進課
pp.871-873,910-916
発行日 2010年10月10日
Published Date 2010/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101468
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小山市の概況と
健康づくりの取り組み
小山市は関東平野のほぼ中央,栃木県南部に位置し,東京圏からは北に約60kmの距離にあります(図1)。
南北のJR宇都宮線と東北新幹線を軸に,東からJR水戸線,西からJR両毛線が小山駅で結節しています。また,道路は国道4号と新国道4号,国道50号の広域幹線道路が市内を貫通しており,交通の要衝地となっています。
2008年4月に市歌「小山わがまち」をアレンジしてできた「元気あっぷ体操」。市民にとってなじみのある歌で簡単にできる体操は,子どもからお年寄りまで,さまざまな場面で行われています。CDやDVDを制作したり,地元のケーブルテレビで放送されたりと,メタボリックシンドローム予防対策の一環として作成された体操は,地域に根ざし市民の健康づくりに取り入れられるようになりました。
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