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生涯にわたって健やかで心豊かに暮らせる元気なまちの実現―ひたちなか市の元気アップ事業10周年/元気アップ体操で推進する元気なまちづくり―ひたちなか市の健康づくり推進事業
佐藤 由季
1
,
関村 紘美
1
,
佐川 碧
1
1ひたちなか市健康推進課
pp.543-545,594-597
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200209
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ひたちなか市の概況
ひたちなか市(以下,本市)は,東京から約110kmの距離にあり,茨城県の県都水戸市の北東に位置しています。1994(平成6)年11月1日に,旧勝田市と旧那珂湊市が合併して誕生し,昨2014(平成26)年,市政20周年を迎えました。
太平洋を臨み,約13kmのきれいな海岸線が続き,国営ひたち海浜公園・常陸那珂港の整備が進み,北関東自動車道の起点ともなっています(図)。本市の大部分は起伏の少ない平坦な土地で,総面積99.83km2あり,勝田地域では工業を,那珂湊地域では水産加工業を主体として発達してきましたが,平らな土地を利用しての農業も盛んで,特産品としての「干しいも」は日本一の生産量を誇っています。
茨城県のひたちなか市では,すべての市民が生涯にわたって健やかで心豊かに暮らせる元気なまちづくりを実現するため,保健・福祉の充実に取り組んできた。とくに旧勝田市から引き継がれてきた,保健推進員をより積極的に発展させた「元気アップサポーター」は,地域の中で中心となり健康づくりに取り組んできた。今回はその取り組みの中から,「ときめき元気塾」の活動とオリジナルの「元気アップ体操」を紹介する。
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