病院めぐり
小山市民病院外科
今 達
pp.641
発行日 1995年5月20日
Published Date 1995/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905219
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当院は,栃木県南部の小山市の駅から車で5〜6分,徒歩で約20分の市街地にある.小山市は,宇都宮市,足利市につぐ栃木県内で第三番目に大きな都市で,人口約143,000人,東北新幹線の停車駅である.東北線水戸線,両毛線などの鉄道も通っており,道路は国道4号線,新4号線,50号線が交差する交通の要所であり,人口増加の著しい活気溢れる都市である.
小山市民病院は昭和21年,小山町国民健康保険直営の診療所として21床で開設されたのが始まりで,昭和25年,同町立国民健康保険病院と改称され38床となった.小山町は昭和29年に市制が敷かれ,昭和43年に小山市立病院として99床に増床された.人口の増加とともに病院も増築され,昭和45年に134床に,昭和55年に地区医師会病院を吸収合併,名称も小山市民病院となった.そして,その後の第二次増改築を経て,昭和63年,現在の353床の県南地区唯一の市立病院となった(人間ドック12床,結核8床,伝染病棟10床,ICU 7床を含む).
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