特集 保健活動と公共性—公的責任の現代性
“すてっぷ21”設立の経緯とこれからの課題
石橋 雅子
1
1八千代市保健センター
pp.280-283
発行日 1997年4月10日
Published Date 1997/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902856
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“すてっぷ21”設立の経緯
“すてっぷ21”は,0〜3歳までの母子が自由に遊べる場としてつくられた八千代市の育児支援センターのことである。この施設の構想は,はじめは個別ケアに限界を感じていた児童福祉課の職員や一部の保健婦の中で話し合われていた。ちょうど廃園となった公立保育園があり,これらのことを地域の母子保健推進員に話をしてみたところ,この保育園の育児支援センターへの利用の案がまとまった。推進員から市への働きかけもあり,職員が考えるより非常に早く,平成6年5月にオープンした。
“すてっぷ21”の職員は,所長も含め保母3人と非常勤看護婦が採用された。
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